あたたかいお金「エコマネー」 Q&Aでわかるエコマネーの使い方 加藤敏春 (編著) , くりやまエコマネー研究所 (著)
本の紹介
20世紀、私達は工業化により、物質的な豊かさを享受することができました。しかし、家族崩壊や殺伐とした事件に象徴されるように、温かい心や人とのふれあいといった、私たちが本来持っているはずの「心の豊かさ」を忘れてしまったのではないでしょうか。それらを取り戻すためのツールとして、いま、エコマネーが注目され、各地で取り入れられています。「人の温かい心を具現化する」「ボランティア経済を循環させる」「地域社会を活性化する」など、これからの新しい人間関係づくりを支援する「通貨」がエコマネーです。
目次
プロローグ エコーのように響くエコマネー
1章 あたたかいお金、エコマネーって何?(イントロ編)
2章 なぜ、エコマネーなの?(理由編)
3章 エコマネーはどのようなもの?(解説編)
4章 エコマネーをどのように導入するの?(実践編)
5章 エコマネーはどのように導入されたの?(ケーススタディ編)
6章 エコマネーの語り部との対話(対話編)
資料編
エピローグ 「諸国行脚の修行僧」
著者プロフィール
加藤敏春東京大学法学部卒業、通産省(2001年1月より経済産業省)入省。まちづくりをライフワークとし、起業、地域社会の情報化、コミュニティの形成に関与する。97年より金融ビック・バンと環境主義との調和した21世紀型社会を実現する「エコマネー」を提唱。主な著書に『マイクロビジネス』『エコマネーの世界が始まる』(講談社)『エコマネーの新世紀』(勁草書房)『「超」企業』(日本経済評論社)などがある。 |
この記事へのコメントはありません。