【NHK Eテレ「ヴィクトール・フランクル(心の時代 〜宗教・人生〜)」第6回目を見て】

お知らせ

Eテレ「心の時代」ヴィクトール・フランクル最終回は人生の中の出逢いについてのお話でした。

プライベートフィルムの中で、フランクルが家族と楽しそうにおどけている様子はなんとも幸せそうで、苦しみなど全く感じさせないように見えました。
もう世界が終わったと思っていたフランクルに、愛する喜びを与え、ロゴセラピーの研究を手伝い、支え続けたエリーさん。

彼女がタイプライターで清書して世に出した本はおよそ40冊、手紙は1万2000通。
講演旅行の付き添いや執筆活動のサポートをしつつ、絶え間ない来客や手紙への対応も引き受け、晩年は目の見えなくなった夫のために朗読を何時間も…

エリーさんに名誉法学博士号の授与という、ご褒美のような機会が訪れて本当に良かった!
フランクルが最期にエリーにあてて蔵書に遺したメッセージに、胸が熱くなりました。

それから、直弟子・ルーカスさんのお話もとても力強く、深く心に響きました。
フランクルのユーモアや熱意もそのまま受け継がれていることに驚き嬉しく感じました。

平和は自分の身近なところから始まり、それはいずれは世界につながる──
そんな素晴らしい平和な世界がいつの日か実現しますように。

フランクルの生き方や著作を通して、たくさんの気づきがありました。
『夜と霧』から、愛の人へ、私の中のフランクルのイメージが大きく変わりました。

こんなにも素敵な人生のお手本と出会えたことに、私も心から感謝したいと思います。(営業部・A)

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