父母の愛を求めて 楠本加美野 (著)

本の紹介

「両親への感謝など思いも及ばぬ」という人は、本書を読んでほしい。長き人生苦の果てに「父母の声は神の声」と知った著者は、今なおこの体験談を語り無数の人を救い続けている 。

父母の愛を求めて

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家族とは

楠本氏自身の成長過程におけるっ家族とのかかわりを柱に、氏に相談した人や病気などの問題を抱えた人の体験談をまとめた秀逸な本です。

私自身も、家族とのかかわりには問題があるせいか、本を読むにつれ、自分のことのように涙したこと多々ありです。

かつての生長の家は開祖である谷口師をしのぐほどのお弟子さんがたくさんいて、楠本氏もそのひとりですね。いろいろ考えさせられる良書です。

 両親のありがたさを改めて実感

生まれてすぐに父親が蒸発し、継父との葛藤、母への軽蔑を乗り越えて真の愛に目覚めた時に人生がすばらしいものに変るということが書いてあります。

生長の家を知らない人には「嘘ばかり」と思うような体験談等も載っていますが、一読して損は無いと思います。

どんな家庭で育っても親の本当の愛を知ることはなかなか難しいと思いますがこれはそんな体験をした著者の赤裸々な体験がつづられています。

宗教哲学がわからなくても、すらすらと読める一冊です

目次

父母の愛を求めて
幸福へのみちしるべ
道場での体験記録
1 因果を超越するとは
2 懺悔について
3 罪の赦し
4 親の愛に目覚めるための人生遍歴
5 中学生練成会体験記録
6 集団乱闘事件の高校生が模範生となる

プロフィール

楠本加美野
大正11年千葉県野田市に生れる。高等小学校卒業後、鉄道省官房研究所に勤めるかたわら、夜は私立高輪工業学校に通学する。自らの病気がきっかけで生長の家の教えにふれて以来、数々の奇跡的体験をする。その後、宇治道場に奉職。山梨県教化部長を経て、富士河口湖練成部長及び総務、本部練成道場総務、本部理事、宇治別格本山総務等を歴任。生長の家長老。
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