新版　希望を叶える365章　谷口雅春 (著)

あなたの希望が本当に「あなたになくてはならぬ」ものであるならば
その希望は必ず実現する——
本書に示された真理によって、一切を創造する強大な心の力をあなたのものにして下さい。

『新版　希望を叶える365章』

現代人は、仕事の悩みや自分の能力についての悩み、人間関係の悩みなど、さまざまな問題をかかえながら生活しています。しかし、心に問題を抱えたままでは仕事もうまくはかどらず、人生は彩りを欠いたつまらないものになってしまいます。

本書では、生活全般にあらわれる現代人のあらゆる悩みを解決し、人生が好転して、希望までも実現する秘訣が、著者の光明思想にもとづいて詳しく説かれています。 たとえば、生き甲斐を感じながら働くにはどうしたらいいか、著者は次のように語ります。

「如何なる仕事に従事している人でも、凡ゆる仕事は、人類全体の共同の福祉に関与しているのであるから、『自分の仕事は人類を幸福にしている尊い仕事である。私はこの仕事を為すことを名誉に感ずる』と念じながら仕事をすることにすれば、仕事そのものに生き甲斐を感ずることができ、疲労も少なく、仕事の能率も質もともに向上して来ることになるのである」

心の内にある切実な希望を、現実にするにはどうすればよいか——
１日１章ずつ、１年で全章を読み通すことのできる本書は、現代に生きるすべての人にとって、人生の格好のガイドブックとなるでしょう。
（新版化にあたって、活字を大きくし、文字遣いを正漢字・歴史的かな遣いから常用漢字・現代かな遣いに改め、より読みやすくなりました）

目次

第一部　希望は実現する
　第１項　一層偉大な自己を発見するには
　第２項　あなたの“希望の樹”を育てるには
　第３項　光明思想を生活に生かすには
　第４項　神性を目覚めさせるためには
第二部　祈りは叶えられる
　第５項　神を“わがもの”とする道
　第６項　光明生活に向う道
　第７項　人間関係を調整する道
　第８項　今・此処に天国を実現する道
第三部　困難は消える
　第９項　“神の子”としての生活
　第１０項　人間はみな幸福になれる
　第１１項　神の子の生き方
　第１２項　正しい祈りと正しくない祈り

谷口雅春 ｢生長の家｣創始者。明治26年（1893）11月22日、兵庫県兵庫県八部郡烏原村（現在の神戸市兵庫区）に生まれる。旧名=正治。大正３年（1914）、早稲田大学文学部英文科中退。求道生活に入る。昭和5年（1930）3月に「人間・神の子」善一元の世界、万教帰一の啓示を受け、この真理を万人に伝えたいとの悲願の下に個人雑誌「生長の家」誌を創刊。これが生長の家のはじまりである。以後、同誌の普及と共に、教化団体｢生長の家｣を経て、宗教法人 ｢生長の家｣へと発展。上記、雑誌記事をまとめた『生命の實相』は通算1,900万部を超え、今なお多くの人々に読み継がれている。このほか『真理』(全11巻)『谷口雅春著作集』（全10巻）『新選谷口雅春選集』(全20巻)『新選谷口雅春法話集』（全12巻）『法華経解釈』『人生読本』等、400冊以上の著書がある。また神示には「七つの燈臺の點燈者の神示」などがあり、霊感に導かれて綴った自由詩（のちにお経となった）「甘露の法雨」「天使の言葉」などがある。昭和60年（1985）６月17日、ご逝去（満91歳）。全著作一覧