魂の記憶 宇宙はあなたの全てを覚えている 喰代栄一 (著)

本の紹介

あなたの人生には、永遠の価値がある

私たち人間はこの地球という惑星に生まれ、喜びや悲しみとともにあらゆる経験を積み重ね、それらに学び、死んでいく。しかしその記憶を、宇宙はけっして忘れることはない。
「魂」の不滅を科学的に考察するゲリー・シュワルツ博士の新理論「動的システム記憶仮説」を中心として描き出される、世界と人間の新たなリアリティ。
宇宙にはあなたの人生の足跡が必ず刻印されるのだ―「宇宙が、あなたを覚えている」。

魂の記憶 宇宙はあなたの全てを覚えている

目次

序にかえて――心理学者リンダ・ルセックが、
       心ひそかに思い続けていたこと
●第1章 ……宇宙のシステムは、万物の情報をやり取りする
 恋人たちの電子メール返信問題
 妖精たちのキャッチボール
 「動的システム記憶」と、宇宙の「輪になった因果性」
 仲のよい恋人や夫婦はなぜ似ているのか?
 自己改変システムとしての「ソウルメイト」(魂の伴侶)
 世界とは、「システム」が複雑な入れ子状になったもの
 だから世界では、予測しがたいものも創造される
 あなたは知らず知らず、「情報エネルギー」
  を交換しながら生きている

●第2章 ……宇宙の情報は、「光」にのって飛ぶ
 情報とエネルギーは一体のもの?
 インフォン(情報子)とは、「穴」のようなものである
 シュワルツのヌードは、光にのって宇宙空間を飛ぶ
 電波は情報をのせて永遠に旅をする?
 宇宙は巨大なビデオカメラのよう
 脳組織から生み出されるフォトン――
  意識と記憶は「光」から生じる?
 意識はそれ自体が「宇宙の基本的特性」である
 宇宙の意識は、自分自身の過去を追憶する
 「シュワルツの仮説」が導く新たな世界観
 私たちの「魂」とは「情報エネルギーシステム」である?

●第3章 ……物質は、すべてを記憶する
 ホメオパシーで転落事故から奇跡的に生還した女性
 ホメオパシーで視覚を取り戻した医師
 心臓発作を治したホメオパシー
 自殺願望を消すホメオパシー
 ホメオパシーは他のどんな治療法よりも治癒率が高い?
 シュワルツの仮説が説明するホメオパシーの謎
 なぜ水が薬効成分物質の情報を蓄積するのか?
 電磁場に情報を蓄えるクラスター水
 水は、様々に構造を変える魔法の物質
 雪
 病気は、身体という物質システムのゆがみの蓄積で起こる?
 植物の香りが心身を癒す
 精油により心的外傷後ストレス障害(PTSD)が治った例
 なぜアロマセラピーは病気に効くのか
 精油は植物の生命力を記憶している?
 奇蹟を起こす「聖者の遺物」には情報エネルギーが宿る?
 持ち主の心を情報として蓄積するという「月光石」

●第4章 ……世界は、あなたのすべてを永遠に記憶する
 ある自叙伝作家からの信じられない電話
 移植された「心臓の記憶」
 ドナーの「好み」までも移植されたのか?
 ドナーの性格が、自分の性格にとって替わる
 それは、ドナーの過去の人生?
 愛の営みの最中にささやいた名前
 なぜ、心臓移植患者にドナーの人生が入り込むのか
 シュワルツとルセックが始めた「心臓エネルギー学」とは
 脳が心臓のまわりを回っている?
 かすかな生命エネルギー、それを「Lエネルギー」と呼ぶ
 一卵性双生児における「人生の共鳴」
 身体の外にいても、私たちとつながっている白血球
 一度相手とつながったら、遠隔地からでも治療できる気功師
 シュワルツの仮説が説明する遠隔気功の謎
 あなたの心身の調子がコンピュータに影響する?
 「例外現象」を研究するプリンストン大学のプロジェクト
 ヒヨコの心と「共鳴」するロボット
 「量子真空」――生きている宇宙が記憶を蓄える空間
 自分の人生記録が「宇宙のホームページ」に存在する?
 米国同時多発テロを夢で予知した男
 あの世にいる人たちから届く「未来の情報」
 人類は過去に三度の「マクロシフト」を経験している
 科学は今、「ロゴス」から「ホロス」への大変換点に来ている
 世界は、あなたのすべてを永遠に記憶する
 すべての人の人生に、素晴らしい意味と価値がある

プロフィール

喰代栄一
1974年、埼玉大学理工学部生科学科卒業後、東京医科歯科大学医用機材研究所で約3年間の研究生活を送る。1993年、「時間生物学」を題材とした科学読み物『脳に眠る「月のリズム」』(光文社カッパ・サイエンス)を上梓して、サイエンスライターとしての活動を始める。1996年には「シェルドレイクの仮説」を紹介した『なぜそれは起こるのか』(サンマーク出版)がベストセラーとなる。その後、『こうして未来は形成される』(サンマーク出版)、『地球は心をもっている』(日本教文社)などの著作を発表、環境のコンサルタントビジネスのかたわら、サイエンスとスピリテュアリティーの融合を求めて著作活動を続けている。
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