うぐいす餅とバナナ 谷口純子 (著)
本の紹介
人も自然も豊かに生きるために
自然を守り、世界の人々の幸せにつながる道がここに。物事の明るい面を見つめ、日々の「恵み」に感謝する日時計主義のエッセンスをあなたに贈ります。
昭和の初め、ある炭焼きがお土産に買って帰った、めったに食べられない「うぐいす餅」に、喜びの声を上げる家族がいました。そして現代、私たちが日常的に買って食べる安価な「バナナ」が、実は地球温暖化と世界の貧困の一因になっています。
ほんとうの豊かさ、幸せとは何なのかと、著者は私たちに問いかけます。
私たちがいま与えられている様々な「恵み」の価値に気づき、感謝して生活すること。それは、自然を壊さず、他の人々から奪わない生き方につながります。日々の生活をより深く、明るく、心豊かに生きるためのヒントが示された、著者の真摯な思いがこもったエッセイ集です。本書はオールカラーで、著者撮影の写真20点、イラスト4点が収録されています。
目次
はじめに
第1章 楽園はどこに
楽園はどこに/煙が消える/運命の“罰ゲーム”/いのちの輝き/目を開けて信じる/うぐいす餠の幸せ/花が風にゆれたとき/心の向きを変えて
第2章 目の前のしあわせ
桜とパン/料理は修行/自分が主役/ブログ始めの記/無為もまたよし/結婚は前に進むこと/ゆっくり歩けば…/目の前のしあわせ/桜月夜/宝の時間
第3章 自然に生かされて
たそがれどき/自然に生かされて/善への布石として/余白をつくる/シンプルな答え/バナナに悩む/良いことができる
第4章 雛祭り
社会の空気/絵本美術館/謙虚で、豊かに/イスラムの女性たち/「平和の日」に思う/幸せな集落/雛祭り/アマゾンの町に生きる
プロフィール
谷口純子 1952年三重県に生まれ。日本航空客室乗務員を経て、1979年、谷口雅宣氏(現生長の家総裁)と結婚。1992年、生長の家白鳩会副総裁。2009年、生長の家白鳩会総裁に就任。二男一女の母。現在『白鳩』誌に「日々わくわく」、『日時計24』誌に「あなたが未来」を執筆している。著書に『夢の地平線』『森の日ぐらし』『46億年のいのち』『この星で生きる』『平和のレシピ』『おいしいノーミート 四季の恵み弁当』『うぐいす餅とバナナ』(以上、生長の家刊)、『突然の恋』『小さな奇跡』『新しいページ』『花の旅立ち』(以上、日本教文社刊)、子ども向けの日記『こども日時計日記』(生長の家刊)などがある。ブログ=「恵味な日々」を執筆している。 |
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