惑星意識 生命進化と「地球の知性」 ウィラー,A.A.(アーナ・A) (著) , 野中浩一 (訳)
本の紹介
現代の生物科学に大きな影響を与えてきたダーウィン進化論。しかし「偶然による突然変異」と「自然選択」だけでは、38億年という時間で、生命がこれだけ多様化・複雑化したことを説明できない。では進化を促したものとは…? 相対性理論、量子論などの科学理論と、アリストテレス、プロティノス、ベルグソンといった哲学者の知見を大胆に融合させながら、「進化の設計図」を描き、遺伝情報を操作する地球規模の巨大な知性=「惑星意識」の存在を提唱。これまでの進化論における謎を解明した、進化生物学に新分野を切りひらく画期的な科学エッセイ!
『惑星意識』
目次
第1章 宇宙創造
第2章 最初の生命のひも
第3章 最初の原始細胞
第4章 カンブリア紀の開花
第5章 「すべてお見通し」の眼
第6章 脳――希求する心の座
第7章 ダーウィン主義による革命
第8章 生物のデザインが意味するもの
第9章 心の概念と現代物理学
第10章 惑星心場と情報
第11章 惑星心場と宗教の進化
著者プロフィール
ウィラー,A.A.(アーナ・A)天文学博士、哲学博士。スウェーデン王立アカデミーで天体物理学教授、またイタリアの同アカデミー天文台で所長を務める。また、ハーヴァード大学、ソウル国立大学、パリ大学他で教鞭をとり、スペイン国立天文台での研究によってスペイン・カルロス国王およびスウェーデン国王・グスタフ16世より叙勲される。現在、ニューメキシコ州サンタフェに在住。 |
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